21世紀のあるべき姿として、
私達は環境保全と健康安全に配慮した新しい焼付塗装システムを
建築業界に向けて自信を持って発信します。
環境問題
近年、揮発性有機化学物質が大気中に揮発することで発生する光化学スモッグが原因でオゾンが破壊され、有害な紫外線の発生や地球温暖化においても、大きな環境問題のひとつになっています。
粉体塗装の導入によるVOC対策(揮発性有機化合物排出削減に向けた取組)
環境を考慮した生産
塗装前処理工程の無公害化毒性の強い重金属である6価クロムを使わずノンクロム薬剤を使用しています。 粉体塗装導入による溶剤型塗料からの脱却(脱VOCへの対応)揮発性有害有機化合物が発生する溶剤型塗料を使わず粉体塗装導入による”脱VOC化”を行っています。 |
有害物質削減量
溶剤塗装から粉体塗装に替えて25,000㎡の塗装面積を塗装した場合(環境負荷低減効果)VOC(揮発性有機化合物)の発生を11.35t(ドラム缶62本分)削減することができます。 オゾン層破壊35t分の防止効果があります。 CO2の発生を40t(杉の木2,860本が年間に吸収する量)削減することができます。 |
建物の写真は、NBF大崎ビル(旧ソニーシティ大崎) 外装表面処理は全て高耐候性ポリエステル粉体塗装仕上げ |
VOCとはVOCは揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds)の略称で、塗料、印刷インキ、接着剤、洗浄剤、ガソリン、シンナーなどに含まれるトルエン、キシレン、酢酸エチルなどが代表的な物質です。大気や水質などへ放出されると、公害や健康被害を引き起こすことから問題視されています。 VOC排出量の発生源として、塗料、洗浄剤、接着剤、インキからのVOC排出が全体の75%を占め、業界別に見ても塗料等を多く扱う業種からの排気が多くなっています。 |
オゾン層とは
大気中のオゾン層は成層圏(約10~50Km上空)に約90%存在しており、このオゾンの多い層を一般的にオゾン層といいます。
成層圏オゾンは、太陽からの有害な紫外線を吸収し、地上の生態系を保護しています。